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< 工事中:山辺健太郎 >




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山辺健太郎は中々に面白き人生航路の方。
学校は小学卒なれど共産主義者と成りて

戦前の労働運動に挺身から監獄。
転向せず終戦を見た豪の者である。

評伝も有る。山辺の人生はドラマだ。
ひま有ればこの人物そのものを論ず。




< 山辺健太郎と言うおもろい人物は >



戦後の党員としての組織活躍は短いが、図書館などに篭(こもり)て日
本の憲政資料、読みふけり、

朝鮮近代史なども研究して著作多し。 どうやら山辺健太郎なる人物は
人間の集団から頭角を現す活動家タイプにあらずして、

学究的なのでしょ。 宮本顕治とは逆。



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山辺は、ほぼ独学であれだけの水準の本を書き、大学教授ですから、
日本の独学教育環境の充実に敬服します。

かく言う私も歯科医学は大学にて学びましたが、韓国朝鮮問題は山辺健
太郎と同じ独学。 そう言う点で親近感あります。



この独学教育環境は、その国の民間教育水準の良い指標です。 世界で
山辺健太郎を独学で教授レベルにさせうるような、

図書館環境を持つ国は、幾つ有るか判りますか? 私には判りません。
旧ソ連や今の中国は駄目ですぜ。



ドイツの作家 ヘルマン・ヘッセは本屋に勤めながら世界の小説の半分、
読んだそうです。 するとドイツは独学教育環境、合格か。

私ですが現在利用してる図書館群での関連本 三千冊程度。 やがては
何処かの大学へ行かにゃならんと予定ですが、



その三千冊が、なかなかに終わらない。 山辺健太郎なぞは国会図書館
なぞに入り浸(びた)ってたそうですが、

私にその馬力、有りません。 歯科医の仕事しつつ、ニッカ竹鶴抱きな
がら、ぼちぼちです。 いと情け無し。



本文では山辺の著作云々(うんぬん)より、山辺健太郎の人生史、
生き様(ざま)をこそ書きたいもの。

なかなかに個性的な方だったらしいです。
では本文にて。









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