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< 水野直樹の本 創氏改名を評す >



タイトルの本は岩波新書なれど、岩波新書の編集部、この頃まともな精
神状態から逸脱かと疑う。

最近出版、金重明の本 < 物語 朝鮮王朝の滅亡 > 岩波新書のレベルに
到達してないぞと言いたい。



その辺のミ〜ハ〜向け韓国近現代史書数冊、パラパラと眺めて書いたよ
な水準。

反日だから岩波新書に入れたのか?  それは岩波書店の劣化だぞ。
岩波茂雄生存なら何と言うか聞きたいものだ。



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水野直樹の本 創氏改名は、こりゃ立派に岩新の水準ですが、創氏改名も
学問的に追求すれば強制性など、何も有(ありゃ)せん。

だけど水野先生のこの本、やっぱ都合の悪い事実は書かない。 一部
なれど朝鮮人から創氏改名してくれの嘆願書あった。



特に満州ではその要求、強かった。 満州の朝鮮人、中国人に酷(ひど)
い目に会わされてた。

なにしろ道を歩いてて出会うと中国人、物も言わずに朝鮮人を殴ったの
だ。 これ中華の華夷思想(かいしそう)に根拠す。



つまり文明の中心に近い者は、中心から遠い者を殴ろうが蹴飛ばそうが
自由である。 朱子学的秩序からそうなる。

なにしろ今の韓国でも正妻の嫡子は妾(めかけ)の庶子を、意味無しに
殴って良い文化だ。



それが中華秩序だ。 その辺の事情、日本人は体験しないから理解困難
だが、石平の本にて知る如く、

シナ人はベトナム人と朝鮮人に対し、中華的蔑視観を持つそうである。
ましてや戦前の世界では。



1931年の満州事変、中国人の余りなる朝鮮人いじめを見るに見かねた現
地日本軍の行為だったのである。

そう言う側面も有ったのである。 そんな情勢の中なら満州の朝鮮人、
我らはもう日本人なんだから名前も日本式にして呉れと言い出す者、

当然出て来る。



水野直樹、それを知らない筈が無い。 なのに書かない。 韓国朝鮮民
族の創氏改名が史上四度目なのも書かない。

水野ばかりでは無い、韓国人と日本の反日人士、歴史を記述する時は
対象に過接近して当時の時代相・歴史相を削除して書く。



要するに日本を悪にするのが目的だから、その必要から、かく成るので
ある。 広い視野で歴史を語ると日本、悪に成らないから。

水野直樹の本 創氏改名(岩波新書)も同じ、この程度に学問的に書いた
だけで、さっそく日本の強制性、言えなく成る。



なにしろ総督府の警察が、創氏改名に冷淡。 総督 南次郎は何を考え
とるのじゃ?

名前なんて、今のままで十分ではないか。 日本式の名前にされて見ろ。
犯罪者を捕まえても、



そいつが元々の日本人か、元は朝鮮人だったのか、いちいち調べなあか
ん。 そんな手間、出来る時代か言うて、

はなはだ評判が悪かった。 よって総督府の警察、反対しないが協力も
しない。 創氏改名はそっちで勝手にしてくれ、



だったのである。 こんなのの何処が強制なんじゃ? 諸君、今後創氏
改名に強制の語有れば、

その本は嘘。 その本の著者は嘘付きとせよ。 水野直樹の本はそう言
うて居る。



私見なれど水野直樹みたい政治運動(著述の中だけだが)したがる人間、
学問の府を退出してから書いて貰いたい。

水野の著述はまだ2〜3冊なれど、政治的立場が学問姿勢を歪(ゆがめ)
て居るの鮮明だ。



水野先生、マルクスの唯物思想を、身体と脳みそから洗浄の上で、学問
せられたらどうですか?

学問的中立に身を置いて、そこからの研究が日本悪なら、そりゃ日本は
悪だ。 悪か悪でないかは派生する結論である、前提では無い。



反日日本人と韓国人研究者の著述を眺めて気に入らんのは、前提にまず
日本悪と置いて、

そこへ到達する材料を学問的に探しとるからだ。 そんなの学問にあら
ずして政治主張。

君らは学問を歪(ゆがめ)ておる、損なっておる。




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全体、政治偏向著述の水野直樹が、京大の教授に成れる様では京大の
看板が泣く。

それともアカの勢力にて教授に成れたのか?
以下は本文に書くぞ。









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