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< 工事中:金両基 >




* 金両基(キム・リャンギ)




< 本・海峡は越えられるか >



上記は櫻井よしことの対談本、刊行1997年である。 この1997
年は、現代韓国の屈曲点だ。

言わずと知れるIMF事態の年。 上記本で金両基、祖国が二度と植民
地に成らぬように云々(うんぬん)と言うて居る。



三橋貴明を出すまでも無く、1997年、韓国はアメリカ金融資本に乗っ
取られた。 主要企業の発行株式、二束三文で過半買い取られた。

現代の植民地は19世紀型の植民地では無い。 もっとスマートだ。
そして韓国が、21世紀型植民地の名誉有る第一号とは成ったのだ。

めでたし、めでたしと言うべきか?




金両基、何をしてたのか? 祖国が新型の植民地にされたやないか。
貴君の舌の根も乾かぬ内に、と言う奴だぜ。 こんな風に

韓国を研究しとるとしばしば不思議にぶち当たる。 百瀬格(ももせい
たる・だと思うが)の本 < 韓国が死んでも日本に追いつけない

18の理由 > に有る如く、韓国、



この1997年、IMF事態に至る前、こんなことしてたら我が国は
一本背負いで投げ飛ばされる、ペシャンコにされて二束三文で買収

される。 乗っ取られて植民地にされると言う声、全然出てないので
ある。 金両基にも1997年前後に祖国の現状を憂慮する文章、



無かろ。 これが日本人に理解し難い。 日本だったら物凄い注意喚起
が起こる。

韓国、それが全く無い。 IMF事態の後も、やっぱり厳しい分析、
無い。 韓国の主要企業、ほぼ買い取られたのに何をしとるのか?

金両基、何をしたのか?



     *       *       *



金両基と櫻井よしこの対談本・海峡は越えられるか、を読んだが、啓発
される所、(私は)皆無だった。

それどころか、韓国を指導するよな知識人たる金両基が、こんな発言し
とるから、かの国は植民地に落ちるのだと嘆息が出た。



金両基、民族主義史観、韓国素晴らしかった、美しい国だった史観の人。
これを書いとる私の手元に、金両基監修 < 韓国 > が有る。

新潮社出版・読んで旅する世界の歴史と文化本だ。 その第一章の歴史
を金両基が書いて居る。



うつくしうつくし韓国の、典型的嘘八百史。 金両基は1933年、東京生。
早稲田大学卒業し、静岡県立大学の教授とある。

上記本の巻末執筆者紹介に、恐らく教え子と思しき者の名も出る。 い
わく小幡倫裕(みちひろ)・久保田公俊・高橋紀子・平野正範の

諸氏。



     *       *       *



私、申し上げるが、韓国朝鮮の歴史学統を忠実に辿(たどる)金両基の
学問は学問にして学問にあらずなのだ。

結論が初めから提示されとる。 そこへ至る道を、あたかも学問の如く
記述するのが金両基の歴史学である。

それは亡国学の腐臭を放つ。 そんな歴史学を続ける限り、何度でも植
民地に成る。



だから上記本の共同執筆者にして貰えた教え子達、間違い無く金両基の
おぼえ目出度(めでたき)、金両基が望むような思考に成った人達だろ。

だけどそれ亡国学だ。 金両基の学問から科学が発生しない。 いわゆ
る李朝期末、朱子学的秩序の世界。 儒教の範疇だ。



朱子学では史的事実なんかどうでも良い。 こうあるべき観念世界を受
容し忠実な信徒に成ることこそ、

金両基の気に入られる道である。 その思考法では近代社会を形成でき
ない。 だから亡国学と成る。



     *       *       *



千葉大学教授・趙景達も同じである。 金両基先生、趙景達先生、そし
て姜在彦先生らに申す。

せっかく日本に来てるのだ。 日本の歴史学にも問題有るが、韓国朝鮮
の歴史学よりまし。 その差を考察して欲しい。



金両基・趙景達・姜在彦をはじめとする半島民族史観の強信者の先生方
よ、センセ等のしてるのは日本の歴史学を解体して、

韓国朝鮮の亡国史観にて日本を掩蓋(えんがい:覆い尽くす)ことだ。




アメリカの某大学の研究者らが日本と中国と韓国の歴史学を調査した。
日本の歴史学はヒストリー(歴史学)、中国のは政治的

プロパガンダで、韓国朝鮮の歴史学はファンタジーだそうだ。 アメリ
カの研究者にそんなこと言われたら切歯扼腕して悔しがるのが常識だ

と思うのに金両基ら歯牙にも掛けぬ。 平気の平左。



その辺の神経と言うか感覚が、日本人には理解し難い。 も一度言う、
金両基らの歴史学は日本的歴史学の物差しで計ると、

歴史学にあらずして政治運動である。 結論が初めから提示されとる。
そんなの学問じゃありません。 政治運動です。



金両基らの語る歴史は科学では無く、うつくしうつくし、こうあって欲
しい、夢の韓国朝鮮の歴史物語です。 ファンタジーです。

さらに駄目なのは金両基ら民族史観の徒(やから)は、そのファンタジー
を、やがて真実の歴史と思い始めるのだ。



残された文献が、夢の、うつくしうつくし韓国史に害を成したりすると、
その文献を廃却してしまう。 破却する。

韓国には、あの三国史記以前の資料、全く有りません。 全部滅却です。
最近の日韓歴史共同研究報告書、見てますと、



韓国の研究者、古代の日韓関係について、韓国に都合の良い研究成果の
脚(あし)を引っ張るけしからん文献としての < 日本書記 >、

消滅して仕舞いたい気分、韓国人研究者らの発言からほとばしり出てる
の感じます。 ギョッとしますな。



金両基らの歴史学は、そんな気分の延長線上。 静岡県立大学で金両基
の講義を受けた学生諸君、

それを見抜きましたか? それが判らぬような頭(おつむ)では、世の
中へ出ても担(かつ)がれるだけですよ。




以上です。 本文で詳説します。









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