* 健康食長寿食を求める、鯨の冒険 * (含)抗ガン 抗加齢学  < kujila-books ホームページへ >

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* さらに深堀り、自然塩は安全か? の 1 * 


< 自然塩は、残念ながら止めるべき。 あああああああああ  強敵は海洋汚染だッ >

* く じら の雑誌の中 * 





コウ正先生のコウは、日ヘンに光である。
第三章、高橋コウ正先生の本、自然食は安全か?
から、塩に関した部分を、ここに紹介する。ここを読めば

浅井敏雄先生の唱 ( とな ) えられる、にがりの害など
問題外である。しかしながら、海洋汚染には脱帽した。
あの美しい沖縄の海。対岸は中国である。 化学と工業の汚水、農業の排水、
14億人の生活排水が、そのまま投棄された死の海に続くのだ。
浜田和幸先生の本には、中国の真の人口は 16 億と書いてある。

どうやら イオン交換膜法で作られた塩のみ安全な時代が、来たらしい。


*      *      *



< 高橋コウ正先生、塩を考察す。>


今、国は海水からの塩を、禁じている。( 言わずと知れる、海洋汚染だ。
沖縄も、八丈島も、ワシが愛用しとったバリ島の自然塩も、海洋汚染だ。)

今の海は、石油、P C B 、農薬、工場排水 ・ ・ ・( を、希釈したものだ。)


専売公社 ( 今の 塩事業センター か? ) 海水をイオン交換膜法で濃縮し、
食塩を取り出している。

P C B などの高分子の汚染物質は、除去できる。 この方法なら、海洋汚染の
影響を受けない。

交換膜からの、可塑剤の遊離は、心配ない。 苛性ソーダの添加も、中和され
るので、無視できる。

サラサラ感を出す為の、炭酸マグネシュームの添加も、特に問題は無い。



  *       *       *



食塩の残液には ( いわゆる ニガリ である。) 塩化マグネシュームを
主として、鉄分、銅、コバルト、臭素 ( ブロム ) ヨードが含まれる。


自然塩は、ミネラルと言うけれど、マグネシュームは植物の、ゴボウ、あずき、
そば、ホウレン草、ネギ、栗、大根、さやいんげん、セロリ、カブに含まれる

から、( 新たまって ) 塩から摂る必要は無い。

ヨードも、海草からで充分である。



ミネラルを、ニガリ から摂ろうとするのは、量的に疑問である。 自然塩の
ミネラルは、極 ( ごく )微量である。

むしろ不純物、汚染の心配が出る。



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玄米食の農薬問題の如く、自然塩には、海洋汚染が付いて廻る。 玄米の
農薬問題は、農家の良心と、我らの監視にて、相当に回避出来るが、

海洋汚染問題は、百年単位の努力を要する。 南極のペンギンが P C B 汚染
に晒 ( さら ) されてる時代だ。 よって ワシ、



 自然塩は止めるべき と結論する。


価格の一番安い、塩事業センターの食塩が、最も安全なのだ。 この観点から
高橋先生の、その他の知識を、2 〜 3 付け足す。



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< 塩について、知っとくべき事柄。>


赤穂の天塩には、中国から輸入の ニガリ が、添加されている。
伯方の塩は、添加されていない。 ( 1989 年時点。)


赤穂の塩の着色は、鉄、ケイ素 ( Si ) 、アルミニューム、マグネシュームで
ある。

この内の鉄の水酸化したものが、着色の正体である。 つまり、鉄サビと、砂が
混じっている ・・・・ と言う事である。



  *       *       *



漬物塩に添加の、リンゴ酸、クエン酸の、慢性毒性の安全性の確認は、まだ、さ
れていない。 ( 同じく 1989 年時点。)



結局、最も安全なのは、公社の並塩で、
それを精製した食塩と言える。



  *       *       *


江戸時代の飢饉である。 食べる物が無い。 人々は山に入り、野草を食べた。
野草は カリウム ( K ) が多い。 人体は カリウム を排出するのに、

ナトリウム を必要とする。 野草と一緒に 味噌 を舐めれた人は助かった。
塩を摂らずに、野草だけ食べてた人は、カリウム中毒で、死ぬものが多かった。



縄文期の人は、木の実が主食である。 当然、カリウム 過剰になる。 縄文期
も後期に成ると、製塩の後が見られる。

カリウムの排出に、ナトリウムが要るので、必然的に、塩が求められた。



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海洋汚染で、自然塩が駄目なら、魚介類も安全では無い。 大好物の海草は、
もっと危険に成る。

地球の温暖化と、二酸化炭素の排出議論も、何んだが。( これには疑惑がある。
く じらBOOKS でも、やがて扱う。)

海洋汚染の方が、もっと緊急かも知れぬ。 自然塩が駄目なら、当然、魚介類も
海草も、海からの物すべて、安全なわけが無い。



  *       *       *



自然塩は、止めるべき ・・・・ と、決定した。 先生の本には、赤穂の塩と
名指しで出ているが、反論が来れば併記する。

もはや塩は、イオン交換膜の、並塩で決まりだから。 ブランドは無用である。
この語に反論が来れば、それもまた併記する。



自然塩談義は、高橋コウ正先生の指摘にて、止 ( とど ) めを刺す。

新しい見方が有れば加えるが、今は、ここに、決定の 杭 ( く い )を打っ
ても、良さそうに、思える。



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< 追記 >


石原結実 ( ゆうみ ) 先生、自然塩を推奨した。

( 買う必要は、有りませんが ) 同じ石原の、慎太郎先生との対談集。
生きる自信 ・・・ に、都知事の石原氏が、青ヶ島の自然塩で、

塩の概念が変わった  と、言っておられます。 それを受けた医者の
石原先生が、ミネラルの宝庫である自然塩の良さを、説かれてます。



塩を悪者と見るのが、西洋医学ですが、塩には塩の働きがある。 その、良い働
きを無視して、健康には成れない

とも、叫ばれてます。



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ちなみに石原慎太郎氏は、石原結実先生の患者です。 結実先生の療養所へも、
時々行って、ニンジンとリンゴのジュースなんかを飲み、

一週間の断食など、なさるそうです。


でもね、この本の第一章、新谷弘実先生の健康法も、この石原結実先生の健康法
も、我らが日常の中で実践しなければならぬ事。

また、実践出来る事柄 ・・・・  なんですよ。 薬は要らないし。 道具だっ
て、手に這入る。



金と閑 ( ヒマ ) の有る方は、石原結実先生だろうが、新谷弘実先生だろうが、
勝手に行けば良いのです。

貧乏人は、その説を学び、自分で、する事です。 自分で出来る事なのです。
自分でしなければ、いけません。

すぐ 医者へ行く あなたは、ネンネですッ



ワシが本を読みて、なるほど。 こりゃあ良い  と、思う説。
全てこれ、医者が不要です。

自分で出来る事です。 健康は、自分で管理しましょう。 年間、30 兆もの
金を使いて、日本は、いよいよ病人だらけじゃあ、ありませんかッ


医者へ行くと、病気が、ますます激甚 ( げきじん ) すると、ワシは
言いますぞッ  あいつ等、無い病気まで、探して来ますからね。

病気が嫌な方は、この本をきっかけに、日常の生活を改善して下さい。



  *       *       *



石原結実先生の本は、追って紹介します。 ここでは、ただ。 自然塩の考察の
中に、海洋汚染の問題が這入っていない事だけ特記して、終わります。





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