* 健康食長寿食を求める、鯨の冒険 * (含)抗ガン 抗加齢学  < kujila-books ホームページへ >

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* 深堀りの 1  正しい水を求めて * 


< 新谷弘実先生の 水 談義 >

* く じら の雑誌の中 * 





内容の性質上
繰り返しが避けられぬ。
読者、その辺りは、了とせよ。

お茶、コーヒー、ビール等が
水の代用にならぬ事などを、
読む。


*      *      *



< 正しい水とは、何か? >


渓谷の、けがれ無き清流を、想像されたし。 岩間より、したたり落(おつ)る
甘露の如き、岩清水。 なお、よろし。

等が、正しい水で、やんしょうに。 水道水を、正しい水とは、誰も思わぬ。
ありゃあ、塩素系の薬剤をぶちこんだ。 減菌処理の加工水。



だけど、浄水器を通過させれば、ほぼ、正しい水に成る、らしい。 ワシは、
スーパーに置いてある、浄水ボックスの水を、愛用しとる。

それまでは、谷川岳の水、だった。 六甲の水でも、良いんだよ。 北海道へ
行った時。 この六甲の水が、山積みされていた。


近所に旭日岳が、そびえとる。 言うのに。 なにも、わざわざ、六甲の水
でも、あるまいに。

チョイ、ヘソが曲がった。 余談ではあるが、坂戸市の明海大学、歯学部に
居た頃だ。



教授の中に、大学の水には、発ガン性が有る  言うて、絶対に飲ま
ぬのが、居られた。

教授室へ行くと、4リットルのポリケース。 谷川岳の水が、二十個ばかり、
積んであった。


確かに、ありゃあ、正しい水で、ごわんす。 でもね、来客があると、大学の
水道水で、コーヒーを入れやがんのだ

あの行為は、正しくねえと、思うんだが、ねええ ・・・・
余談では、ありました。



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< 水の大切さ。水の飲み方。>


体内の水の流れは、 血液とリンパ液。 胃や腸。 尿。 呼吸、です。
十分の水が無ければ、これらの流れは、とどこうります。

のどが渇いた。 と、感じてからでは、遅いのです。 のどの渇きは、最後
の、悲鳴に近い、信号です。 その前の、水の補給が待たれます。



  *       *       *



身体の水分は、赤ちゃんで 70 〜 80% 。 成人なら 60 〜 70 % 。
老人で 50 ^ 60 % です。

水が無いと エンザイムは働けません。 水は、胃腸の流れを整え、毒素を排出
し、腸内細菌のバランスを、整えます。 同時に、


免疫細胞の働きを、助けます。 水は、補酵素 ( コエンザイム ) とも、
言えます。

脳も水です。 85 % が水です。 水が不足すると、皮膚や筋肉や骨は、
後回しにされ、まず脳へ、水が送られるのです。



脳の次は、肺、肝臓、腎臓へ、送られます。 ですから、老化が真っ先に
来るのが、皮膚、なのです。 皮膚の水は、後回し、だからです。

老齢期は、水が不足しないように、気を付けたいものです。 のどの渇きを
感じてからでは、遅いのです。


飲み過ぎると、おしっこばかり、行く事になります。 成人で日に、
1.5 リットルから 2 リットル です。 この位が、正しい水の量です。

高齢者でも、最低 1 リットルは、飲んで下さい。 一日三回。 食事の
30分から一時間前に、です。


脱水しますと、細胞の内液が、取られます。 するとエンザイムの働きが
低下します。

ですから細胞に、脱水させない事が、老化の防止なのです。



( ここは、抗加齢学ですな。 )



  *       *       *



水が不足すると、ガンにさえ、成ります。 ガンを発症した患者さんに聞く
と、水を飲んでません。

ガンを発症した方は、日に、2 〜 3 リットル。 飲んで下さい。



ドライアイも、水の不足です。 目薬なんかより、水をコップに、2 〜 3
杯。 飲んで下さい。

夜中に、脚の、つる方。 水不足から、ミネラルのバランスが、崩れたから
です。 水を飲んで下さい。


寝る二時間前に、水を飲み、排尿して寝て下さい。 起床時の尿が、一番
濃いのです。

濃い尿なら、脱水してます。 すぐ水を飲んで下さい。



アレルギィーの方も、水が十分なら、分泌される ヒスタミン の量は、
低下します。

水を飲んで下さい。



  *       *       *



< 酒の害。コーヒーの害。スポーツドリンクの害。>


アルコールを飲むと、のどが渇きます。 これはアルコールの脱水、利尿作用
です。

身体の水が、奪われています。 カリウムの多いビールは、特に強い、利尿作
用を持ってますので、ビールは、大量に飲めるのです。



アルコールの脱水作用で、脳も、萎縮します。 二日酔いの頭痛は、これです。
お酒を飲む時は、まず、水を十分に飲む事です。

お酒の前に、500 ml の、水を飲んで下さい お酒の後では、利
尿作用で、排泄されます。 お酒の前に、水です



お酒とタバコを好まれる方は、特有の色黒さ、と、皮膚のたるみ、に成ります。
これは脱水が、原因です。

飲酒の前と後に、水を、十分に摂って下さい。



  *       *       *



お茶や、コーヒーには、カフェインが多く、脱水の因子です。 カフェインは
また、脳の中枢神経を興奮させ、

心筋に負担を掛けます。 不整脈を作ります。 エネルギィーを、過剰生産さ
せますから、疲労感を作ります。


お茶やコーヒーは、日に 1 〜 2 杯。 3 杯以上は、飲まない様にしましょ
う。



  *       *       *



炎天下、熱中症での死亡は、慢性的、水不足の方です。

ゴルファーで、プレイの後の、ビールの為に、水を控えるのは、自殺行為です。
運動の前。 食事の前。 アルコールの前。 のどの渇く前に、水です。



スポーツドリンクは、糖分が、多過ぎです。 急性糖尿病の因子です。 ペット
ボトル症候群です。

お茶や、コーヒーは、正しい水では、ありません。
水の代用には、なりません



コーヒーには、発ガン性が、有ります。 脱水作用で、細胞を老化させます。
老けたくない方は、コーヒーを、止めましょう。

コーヒーに含まれる化学物質は、27種です。 お茶では、25種です。
これらの処理に、エンザイムが使われます。



  *       *       *



お茶とコーヒーのカフェインは、脳にダメージを、与えます。

      利尿作用で、脱水です。 細胞内の、情報の伝達を、阻害します。
      視覚と、記憶分子に、ダメージです。



多く飲んでは、いけません。 お茶や、コーヒーではなく、水を飲んで下さい。



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コーヒーを、午後には飲まない方。 結構、居られます。 熟睡を妨げる、そ
うです。

ドイツの詩人、ゲーテも、コーヒーを、難(なん)じてます。 ですが、お茶
も同罪 ・・・ には、反論が有るでしょう。



ワシは、新谷先生の言に従い、お茶もコーヒーも、止めました。 反論は、
後に加筆します。



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濃縮、還元のジュース、野菜ジュースは、健康の役には、立ちません。



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この一語も、大変な、インパクトですよ。 スーパーでは、濃縮還元の、野菜
ジュースが、一画を、占めてますからね。

ワシなんか、20 年以上。 野菜は、野菜ジュースから、摂ってました。
健康には、無益だ  なんて、



軽々しく、言って欲しくないです。 やがて反論を、探して来ます。
それまで、濃縮還元の、野菜ジュースさん。

待ってて下さい。 反論が見付かるまで、濃縮還元は、野菜ジュースも、果物
ジュースも、お預(あづ)け、です。



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新鮮な果物から作られた、ジュースは、しかし。 水分の補給には、なりま
せん。

糖分が、多すぎるからです。 しかし、エンザイムは、豊富です。 果物の
前に、水を飲んで下さい。


水 → 果物 → 食事、です。



( このジュースは、絞り立てで、濃縮還元とは、違うんでしょうな? )



  *       *       *



蒸留水が、体内の不純物。 有害なミネラルを、排出する ・・・ の意見に
は、反対します。

また、蒸留水の中で生きる生物は、ありません。



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蒸留水が、有害物の排出に、有効か、無効か? ワシには、判りかねます。
でも、世の中、色んな健康法が、有るもんですな。

奇怪なる健康法だけで、一冊、出来ますよ。



でも、蒸留水割りの ウイスキィー。 飲まされた事、有ります。
別に、変わり、ありませんでしたが ・・・

そもそも、折角、蒸留して、濃度を上げたウイスキィー。 水を加えれば、
その努力。 パーでは無いか?


の説に、加担するワシ。 二杯目は、ストレートで飲みました。 計(はか)
らずしも、

蒸留水の害(?)から、逃れたので、あありましょうか?



全体、新谷先生に対する反論は、第一章の末尾。 さらに深掘りにて、考察
します。



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わたし(新谷)は、麦茶、そば茶、ハーブティーなら、飲みます。



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( 反論が、一つ、有りました。 )

出典は、安保徹先生との共著。 病気が 逃げ出す生き方 ・・・ です。



< 石原結実先生 ( 医師 )、水について反論ス。>


動物は、日に 二回しか、水を飲まない。 アフリカの野生動物では、乾季に
なると、それさえ、ままならぬ。

動物には、そんなに多くの水は、不用である。


水が、血液を、サラサラにする。 には、疑問を抱く。 血栓や、結石は、
冷えが原因では、ないのか。



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石原先生は、身体を温めるものとして、利尿作用も有る、紅茶、生姜
(しょうが)、紅茶、コブ茶、ハーブティーを、薦めておられる。

石原結実先生は、漢方にも詳しい方です。 上の反論は、既出ですが、再掲
しました。

しかし、ワシは、水について。 水の飲み方について。 新谷先生に軍配を
挙げます。



  *       *       *



動物は、絶えず、脅威に晒(さら)されてます。 決定的なのは、毛皮に
包まれてる事です。

人間は、毛皮を脱いだ動物です。 条件が、同じでありません。 それに、
日に、二回の飲水でも、たとえば犬です。



シェパードなんかだと、一回に、物凄い量の水を、飲みます。 飲む総量は、
少なくありません。

彼らは、必要な分は、きちっと飲みます。 水分が不足すると、苦しみます。
飲み水の得られない環境下では、


身体から、水分の発散を、極力、防止します。 その時には、毛皮の有る
無しが、決定的に、我らと異なります。

石原先生の言(げん)では、ありますが、動物と人間は、比較に成りません。
毛皮の有る無しに依る、条件の差が、大き過ぎます。



と、ワシは、考えたのだが ・・・



  *       *       *



水が良いからと言うて、日に、9 リットルも飲む方が、居られるそうですが、
過ぎたるは、なお、及ばざるが如し。 です。

水も、我らが摂取する食品の、一つです。 身体に取り込む物の、トータルが
我らの食生活です。



ですから、水だけを議論するは、近視眼的です。 良いからと言うて、水を、
バケツに、二杯も飲んでは、いけません。

そんな、極端な例を引いて、水の良し悪しを論じる事も、なりません。
石原結実(ゆうみ)先生は、新谷先生に反対らしく、科学的な判断から、逸

(そ)れて、います。



  *       *       *



新谷弘実先生の説には、この他にも、多くの反論が、寄せられています。
ワシも、おかしな部分には、その都度、反論してます。

しかし、大枠(おおわく)で、ワシは、賛成します。 実践して、効果の出
る説には、従います。

たとい、意味や原因が不明でも ・・・ です。



かと言うて、頭から信じてもいません。 でもね、判断と、簡単に言うけど、
この世の中。 判断の、付きかねる場合が、多いんですよ。

玄米食の可否、なんかでさえ、まだ、結論が出てません。 でも、ワシは、
玄米食を続けてます。



この辺になると、各自の勝手。 に成ります。 なるべく科学的に成る様に、
あちこち、探して来ます。

たとえば、です。 わらび、ぜんまいには、ハッキリと、発ガン性が有ります。
だけど、我らは、春になると、美味しく頂いてるじゃ、ないですか。



人間が、賢いなら、こりゃマズイ。 言うて、止めてますよ。 それは、わら
びも、ぜんまいも、多くの食品の中の、一つ、だからです。

条件が複雑だから、特定、出来ないのです。 人間は、賢く無いですよ。
あの有毒な、水俣湾の魚貝類を、


発病するまで、食べ続けたんですから。 なぜ、これはおかしい
一人でも良い。 誰か、言わなかったのですか?

人間が、食物原因の奇病から逃れたのは、たかだか、百年だそうです。
日本で言うと、明治の半ば頃です。



でも、日清、日露戦では、あれだけ沢山の兵隊さんが、ビタミン B -1 の
不足から、脚気で死にました。

精白米ではなくて、玄米食か、または麦飯だったら、あの沢山の兵隊さんは、
助かっていたのです。



  *       *       *



現代の子供のアレルギィー。 牛乳が原因でないと、断定、出来ませんよ。
アメリカでは、妊婦や幼児には、牛乳を制限してる、そうです。


酪農家を保護する為に、日本の子供を、犠牲にしてるんですか? あの、
エイズウイルスに汚染された血清は、

アメリカで廃却されたもの、ですよ。 そんなものを、アメリカは、日本に
売ったのです。



  *       *       *



我らは、まだまだ、色んな脅威に、晒(さら)されてる、みたいです。
ワシ、いちゃもん爺さん。

能力の限りに、見て行きたいと、念じてます。



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水に関しては、一応、ここで、お仕舞いです。

何か有りましたら、加筆します。




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